女性が女性を演じる唯一の役

久々にパソコンを立ち上げました。


季節は秋から冬へと移り、「タイタス・アンドロニカス」の公演も中盤にさしかかっています。
ご来場くださいましたお客様本当にありがとうございました。


まず大西さんのブログをよんで、頷いたり、笑えたり、反省したり。
大西さんはスタッフワークでもものすごいエネルギーを使っているのに、ブログでは冷静に稽古や芝居の様子をポイントを押さえて紹介できるのはすごいなぁと感じました。


私は今回混成バージョンの乳母を演じます。
阪口さんとダブルキャストです。
乳母はとても重要なものを持って登場し、きちんとわたして去らなければなりません。
とてもむずかしいです。
その分やりがいのある役です。やりたいと思っていた役をいただきました。
また女性が女性を演じる唯一の役でもあります。
伝えなければならない事をしっかり伝えなければ。


稽古始めから約2ヶ月が過ぎ、芝居や稽古にかかわるいろいろなことがありました。
全体的なことは勿論ですが、個人的なことにも影響されながら、なんとか初日を迎えられました。


少し落ち着いた今、川崎ファクトリーの皆様に心から感謝をしています。

公演中は本当にバタバタしてます。
その上で「タイタス・アンドロニカス」という本と「乳母」という役にまっすぐに向き合うことを再度自分にいい聞かせました。


全国の演劇ファンの皆様、シェイクスピアがお好きな皆様、是非観に来てください。
川崎ファクトリーで お待ちしています。